かぶらを本漬けしてから1週間。完成です、これがかぶら寿司。塩漬けしたかぶらに、塩漬けした鰤を挟んで麹で漬けたもの。金沢の冬のお漬物です。「かぶら寿司」と言うと、握り寿司や押し寿司のようにご飯にかぶらが乗っていると想像する方も多いようです。「寿司」の定義は分かりませんが、麹が入っているからそう呼ばれてるのかもしれません。はっきり言えるのは、食べ物の分類で言うと「お漬物」です。
麹の甘さの好みが人によってまちまちですが、私はちょっと甘めが大好きです。日本酒のおつまみには最高で、麹をなめながら飲む人もいるとか。確かにこれはお酒が進む進む!
それでは前回からの経過をご報告。
本漬けしてしばらくすると、こんな風にお水が上がってきます。この水を捨てる人と捨てない人がいますが、「バイ菌の繁殖を防ぐために、水は捨てない」と言う意見に説得力があったのでこのまま放置しました。ちなみに、重石代わりの缶ビールはナイロン袋に入れてありますのでご安心くださいまし。
そんな感じで一週間、容器を開けてみたらこんな感じで出来てました。これを食べやすい大きさに切っていただくという訳です。
「お味は?」って?
自分で言うのもなんですが......
かなり美味しかったですよぉ♪
来年からは大きなタルを用意して、たっくさーん作ってそこら中にくばらねば!